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ヴォーカルを生かす楽しみ①

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ウメです。


ドラムとは、叩けば叩くほど、また語れば語るほど、その無限大の魅力や味わい深さを実感できる、とても楽しい楽器です(決してひいき目ではありませんよ)。

当然の事ですが、演奏する一人一人のドラマーによって、パワーやタッチ、パーツのチョイス等が異なります。その結果として、一見すると同じようなパターンやフレーズであっても、それぞれが個性溢れるプレイとなるのです。もちろん、単純に「上手い」「下手」といった基準を抜きにしてもです。

「プレイヤーのキャラクターが、ダイレクトに音に表れる」

これは、ギターやベース、キーボード等、他の楽器にも言える事ですね。楽器と言えども、演奏するのは機械ではなく生身の人間。電気でサウンドに多少のエフェクトをかける事ができたとしても、根本のプレイそのものには、「良い意味で」修正し切れない人間味が溢れているのです。

個人的には、ドラムは他の楽器に比べて、この「人間味」の要素が特に大きいと思っています。まぁ、これがドラムの醍醐味と言いますか、大人になってもやめられないポイントの一つですね(笑)。

と、前置きはこれ位にして、本題に入りたいと思います。

「ヴォーカルを生かす」という一点こそ、私がドラムを演奏する上で、最大のモットーとしている事なのですが、このような意識を持つようになってから、本当の意味でのドラムの楽しさを知る事ができたと自負している位、とても大切な観点だと思っています。

人によっては、「何を言ってるんだ?ドラムっていう楽器は、ドコドコと派手に激しく打ち鳴らして、ヴォーカルよりも目立ってナンボだろうが」という意見もあるかと思います。もちろん、それも決して間違いなわけではなく、ドラマーとしての立派な価値観・楽しみ方の一つだと思います。ある意味で、バンドの中で「他の楽器を食ってやる」位の気概を持つ事は、自身を向上させる上で必要な要素ですから。

私が伝えたいのは、そういった人それぞれの「ドラム哲学」を大切にしつつ、特に「歌モノ」バンドのドラマーであれば、「ドラムだけでなくヴォーカルに向けるエネルギーの割合を、今までより少しだけ大きくしてみませんか?」という提案のようなものです。

ヴォーカルを生かすドラミングとは、簡単に言ってしまえば、「ドラマー目線」から「リスナー目線」に視点を変えてドラムを叩くという事です。リスナーの立場になって、

「ヴォーカルがより良く聴こえるようなドラム・プレイ」
「歌詞の世界観がいっそう引き立つようなドラム・プレイ」

とは何だろう?と、まずはじっくり考えてみるのです。バンドのスタジオ録音の音源を聴きながらでも構いません。自分がドラマーである事を一度忘れて(笑)、音楽にあまり詳しくないリスナーになったつもりで、ヴォーカルを中心とした楽曲全体を客観的に見つめてみて下さい。

歌を聴く事に意識を集中させると、自分のドラムに足りない所や、逆に削るべき所が意外なほど多く見えてくるはずです。


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「リズム・パターン」の引き出しを増やそう





ウメです。

ドラムには、数多くの「リズム・パターン」が存在します。「8ビート」「16ビート」「サンバ」「シャッフル」「スウィング」「ボサノバ」等々、大まかなものだけでも挙げ切るのが大変な上に、「~風」「~系」といったように細分化されたものまで含めると、無数のパターンがあります。ここで、よくある質問。

「プロのドラマーになるためには、あらゆるリズム・パターンを叩けるように練習すべきでしょうか?」

答えは断然「ノー」です。もちろん、「全て」のリズム・パターンを完璧にマスターするに越した事はないのですが、それは考えるだけでも気の遠くなるような労作業。現実にはまず不可能でしょう。なぜなら、現存するパターンというのは、あくまで「サンプル」的なものに過ぎず、そこから先の細かいフレーズの付け足しやタッチの強弱、アクセント等は、演奏するドラマーによって十人十色・千差万別だからです。とりわけドラム・プレイに関しては、サウンドに対して、この枝葉の部分の占める割合の方が実は大きいのです。この枝葉の事を、「センス」と呼ぶのかも知れませんが…。

ですから、最初から何でもかんでも手を出す必要などないのです。仮に長い月日をかけて全てのパターンを網羅した所で、効果的な使い方が分からなければ、それこそ宝の持ち腐れですよね(涙)。それよりも、始めは自分の好きなジャンルやそれに近いジャンルの音楽を研究したり、尊敬するドラマーの叩くフレーズを練習して、自分の中で消化していく事の方が、よほど価値的です。その中で、自分のキャパシティを徐々に広げていけば良いのです。まずは好きなものだけに没頭して極めてみる事で、得られる新しい「気付き」もありますから。ただ忘れてはならないのは、「日々、少しずつでも引き出しを増やしていこう」という向上心です。

プロ志向・アマ志向問わず、自身のレパートリーが目に見えて増えていくのを実感できるのは、とても嬉しく楽しいものです。最後に、そのためのコツと言いますか、おススメの方法を一つだけ紹介します。それは、

「好きなアーティストのアルバム曲を、一枚丸々、完コピーする!」

まず、自分の好きなアーティストなので、ストレスは一切ありませんね(笑)。大切なポイントは、アルバムに収録されている「全ての楽曲」を完全にコピーする事。好きな曲だけ2~3曲ピックアップするのではなく全曲です。これによって、知らぬ間に偏っていた自分の音楽性の枠を壊す事ができるのです。強いて言えば、これが若干、ストレスかも知れませんが…。

譜面はなくても構いません。耳コピによって、細かいタッチやアクセント等まで、可能な限り実物に迫っていきましょう。アルバムには必ずと言って良いほど、コンセプトや世界観があります。例えば、ロック系アーティストのアルバム1枚を通して聴いて見た時に、新たな一面や意外な音楽性に触れる事ができた経験があるかと思います。実際にコピーしてみると、ロックという大きなジャンルの中に、ジャズやクラシック、ディスコ等、様々なエッセンスが盛り込まれている事に気付くはずです。


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ハットとライドの使い分けによる楽曲の表情づけ





 

ウメです。

今回は、楽曲の演奏時における、ハイハットとライドの「使い分け」についてのお話です。

ハットとライドの共通点と言えば、金モノ(シンバル類)である事と、ビートを刻むパーツである事です。ビートを刻むという事は、それだけ叩く頻度が高い上に、他の楽器プレイヤーからの視点で見ても、共にリズムキープのための「メトロノーム」や「ガイド」といった役割を果たしているわけです。バンド全体でリハーサルをしてみると、各プレイヤーというのは、ドラマーが思っている以上にハットやライドの音をよく聴きながら、リズムを取っている事が分かるはずです。

このように、プレイ面ではリズム全体の流れを作り出す働きをしているハットとライドですが、そういったフィジカルな要素以外にも、「楽曲に表情をつける」といったメンタルな役割がある事も忘れてはならないでしょう。ドラマーが楽曲全体のイメージを考えてプレイに徹する時、場面場面における各パーツのチョイスというものが、とても大切になってきます。

ハットは、それ単体でも様々な音色を作り出す事が可能です。この音色の種類によって、楽曲の印象も変わってくるわけです。例えば、タイトでシャープなサウンドが特徴の「クローズ」では、引き締まった雰囲気を表現する事ができます。躍動感を出したい時は、「ハーフ・オープン」。心地よい緊張感が欲しい時には「オープン&クローズ」といったように、使い分け次第で、表情豊かなビートを演出できます。これらに加えて、細かいアクセントも織り交ぜれば、よりオリジナリティを表現する事ができます。

一方、ライドのサウンドはサステインに長けているので、解放的でダイナミックなビートに仕上げる事ができます。特に「カップ打ち」は、ここ一番のスパイス代わりに使えるテクニックですね。両腕を交差させて演奏するハットと比べて、ライドは通常、右腕を伸ばして叩くため(右利きの場合)、視覚的にもドラマーの存在感アピールにつながっていきます。

これらハットとライドのバリエーションを、Aメロ⇒Bメロ⇒サビといった具合に、ストーリー立てて当てはめていきます。正解はないので、まさにドラマーとしてのセンスが問われる所ですが、自分の中で楽曲のストーリーやイメージを組み立てて、消化した上で演奏できているかどうかがポイントとなるでしょう。

ただひたすらに自身のテクニックのみを追求するだけでなく、バンドや楽曲といった「全体観」に立って、その「一部」であるドラムという楽器を見つめるクセをつけていくと、よりドラマーの役割が明確になり、ドラムの意外な魅力や楽しみを発見できるでしょう。


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