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歌モノドラムの心得 ~後編~





 

ウメです。

歌を聴かせる楽曲、すなわち「歌モノ」の演奏時にドラマーが気を付けるべきポイントとしては、

①ヴォーカルを聴かせるプレイに徹する
②歌詞の世界観を正しく理解する
③メリハリをつけたプレイでストーリーを表現する

といったものが挙げられます。

まず①に関してですが、これはごく当たり前の事のようで、実は見落としやすく忘れがちな大切なポイントです。歌モノというだけに、ドラマーに限らず各楽器隊は、「ヴォーカルを1番に聴かせる意識」を持って演奏する必要があります。

ドラムスキルの吸収段階にある初心者なら仕方ないとしても、中級以上のスキルがありながら、この根本の意識をすっかり忘れてしまっている、もしくは「ヴォーカルを生かす」という考え方すら持っていないというドラマーが意外と多い事に驚かされます。

どんなに素晴らしい楽曲であっても、ドラムが出しゃばってしまっては台無しです。歌のバックで常にテクニックを「ひけらかす」よりも、基本はヴォーカルをフィーチャーした上で、その合間で「さり気なく」イカしたフレーズを聴かせるドラマーの方が、何十倍も魅力的なのです。

②は、特にドラマーにとっては超!重要な課題だと思っています。「ドラマーが、楽曲の歌詞の内容を理解した上で演奏しているか?」という事ですが、これがしっかりとできているドラマーって、実際はけっこう少ないのです(涙)。ヘタをすると、楽器隊全員が、歌詞の内容そっちのけで演奏に没頭しているケースもある位です。

必ずしも、ドラマー自身が作詞者であるとは限りません。他のメンバーが作詞した場合であっても、出来上がった歌詞をじっくりと読んでみて、その世界観を深くイメージしながら、自分の中で消化していく…。この作業こそ、歌モノのドラムを演奏する上では必要不可欠です。実はこの作業が不十分だと、本当の意味で③には辿り着けません。

理想は、空で、もしくはドラムを叩きながら歌詞を全編口ずさめる事。それと同時に、歌詞のイメージが頭の中に広がってくる状態ですが、最低限、歌詞の大まかなイメージだけは、自分の中で確認しておく必要があるでしょう。

ドラムは音階を持たず、ダイナミックでスポーティーな楽器です。その影響もあってか、演奏者であるドラマーは、歌、曲、歌詞といった「音楽性全般」について深く語り合ったりイメージしたりする事が、他の楽器プレイヤーに比べて、やや苦手な傾向にあるようです(反対に、ドラマーのプレイやリズムに対する情熱は随一です!)

でも大丈夫。特に歌モノにあっては、その苦手意識を逆手に取る事が大切です。ヴォーカルを生かし、歌詞の世界観に迫り、そのストーリーを演出するようなドラミングを意識していけば、必ずドラマーとしての魅力がアップし、周りのドラマーたちに差をつける事が出来るでしょう。


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歌モノドラムの心得 ~前編~





ウメです。

今回は、「歌モノ」でドラムを叩く時に注意すべき点について、いくつか触れてみたいと思います。

その前に、「歌モノって何?」という話になるのですが、これに関しては、特別な定義はありません。大まかに言うと、「楽器の技巧よりも歌唱に重点のある曲」という意味となり、現代のJ-POPやJ-ROCKは、ほぼ歌モノです。また、洋楽でもヴォーカル入り楽曲のほとんどが、歌モノに属する事になります。

どうしても、世間では「歌モノ=キャッチー」といったイメージを持たれがちですが、実際はそうとも限りません。広い意味で言えば、ヴォーカリストが激しくシャウトする「ハードコア」や、MCがリリックをラップに乗せる「ヒップホップ」といったジャンルの楽曲も、歌モノに含まれるでしょう。

その歌詞の中に確固とした独自の世界観や物語が存在する場合、シャウトやラップといった歌声も、楽曲のストーリーを表現するための必要不可欠な要素となります。これらは発声の手法に違いこそあれ、生身の「歌」に変わりはないのです。要は、ジャンルを問わず、SOULのこもった歌い手が一人存在すれば、その楽曲は歌モノであると考える事ができます(歌モノ以外のジャンルには、「クラシック」や、インストの「ジャズ」「フュージョン」等がある)。

ただし、ここではあえて歌モノの定義を、「歌モノ=メロディアス」に絞って話をしたいと思います。メロディアスとは、必ずしもキャッチーでなくとも、全編通してヴォーカル・ラインにしっかりとしたメロディーがあり、且つヴォーカリストの歌唱力がある程度問われるものです。より「歌を聴かせる楽曲」という事ですね。

〜後編に続く〜


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「デキるドラマー」を演じよう





ウメです。

「演じる」って、とても大事です。

それは、決して自分をごまかしたり偽ったりするという意味ではありません。演じるとは、なりたい自分の姿をイメージして、その役に「なり切る」事です。それによって現実の自分が引き上げられ、理想の姿に近づく事ができるといった効果があります。イメージ・トレーニングのようなものですね。

これは、ドラマーにも当てはまります。イメージ・トレーニングは、メンタル面の強化につながります。それに対して、練習そのものは、主にフィジカル面を鍛えるという事になります。

メンタルとフィジカル。どちらも、ドラマーにとって欠かせない要素ですが、より魅力的なドラマーになるためには、特にメンタル面を重点的に鍛える必要があります。不思議な事に、誰にも負けない位の練習を重ね、テクニックをガチガチに磨いたドラマーでも、肝心のメンタルが弱いと、どことなく自信なさげ気に見えたり、本番で力を発揮し切れなかったりします。結果として、ドラマーとしての評価を下げてしまいかねません。

反対に、日頃から「上手いドラマー」「カッコイイドラマー」といった自分の理想のドラマー像をイメージする癖をつけておく事によって、実力以上に魅力的なドラマーに見せる事ができたりするから面白いものです。演じるという事には、多少のテクニックの甘さも凌駕する位のパワーが、含まれているのです。

もちろん、テクニックも大切ですが、「俺はスゴいドラマーだ!」「私は人の目を引くドラマーなんだ!」という「良い勘違い」をしながら、練習に励むようにしましょう。きっと、周りの反応も変わってくるでしょう。


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やりたいコトと欲しいモノを我慢しない生き方





ウメです。

タイトルのような生き方。きっと誰もが望んでいる事だと思います。人間は「煩悩」の生き物ですから、表面では口に出さないだけで、心の中は「自分はコレがしたい」「自分はアレが欲しい」といった感情が渦巻いているのものです。老若男女、いかなる人であってもです。

これらは、平たく言えば「欲」という事ですが、私たちは、瞬間瞬間を自身の欲と共に生きていると言っても過言ではありません。そもそも、人間にとって「食欲」「性欲」「睡眠欲」といった三大欲求自体、避ける事のできないものです。改めて欲と聞くと、私たちは一歩引いてしまいがちですが、実は身近なものである事を認識する必要があります。

例えば、「ランチで美味しい中華料理を食べたい」「夜更かしして面白い深夜番組を観たい」「休みを取ってオーストラリア旅行に行きたい」「カワイイ彼女が欲しい」といった、ごくごく日常的でありふれた感情も、全て欲でできています。私たちは、それらを時間・金銭・体力等といった自分の中の様々な基準で測りにかけ、実現可能であるかの判断を、頭の中で瞬間的に行っています。そこでOKが出れば、選択→行動→実現となるわけですね。

こういった日常の些細な選択であっても、私たちはハッピーな気持ちになれるわけですから、欲とは人生を充実させる意味で、必要不可欠なものであると言えるでしょう。仮に、すぐには実現不可能なものであっても、あらゆる知恵を絞って実現していく中で、味わえる違った喜びもあるはずです。

このように、私たちは日常的な欲に対しては割と本能的で無邪気な気持ちで付き合えているものの、これが「仕事」や「ライフワーク」に関する話となると、急に理性的で大人びた発想になってしまいがちです。本当は自分が心底好きでやりたい事を仕事にしたいし、それに付随して手に入れたいものもたくさんあるはずなのに、そういった感情にブレーキをかけて我慢してしまうのです。その結果、何となく心にモヤモヤが残る事になります。

「好きな事でお金を稼ぐなんてムシが良すぎる」
「生活や家族のためには、我慢も肝心だ」
「好きな事は、空いた時間に趣味としてやるに限る」

こういった考えが、まさにブレーキの原因なのですが、いつまで経ってもモヤモヤが消えないようであれば、「果たして本心はどうなのか?」という事を、自分自身に真正面から問いかけてみる必要があるでしょう。綺麗事は抜きにして、多くの人は、やりたい事をやってお金も稼げれば、それに越したことはないと思っているはずです(全員ではありませんが)。

「やりたい事を仕事にする」と言っても、大それた特別な事ではありません。好きに生きるためには、「今の生活の全てを一気に変えなければならない」と思ってしまうから、想像できないだけなのです。もっと楽に、イイ加減なスタンスで考えれば良いのです。例えば副業から始めてみるとか、試しにボランティアで頼まれた仕事を受けてみるとか…。

今の生活の一部に、やりたい事を組み込んでみるのです。大切なのは、始めは小さくて細い流れでも良いから、好きな事でお金が入る仕組みを少しずつ作っていく事。この「流れ」さえあれば、始めは金額なんて関係ありません。まずは0から1を好きな事で作り出せれば、見える景色がダンゼン変わってくるし、何より心の充実にもつながります。

あとは、その流れをどうやって大きく太いものにしていくかを、楽しみながら試行錯誤していけば良いのです。また、好きな事を心から楽しんでやるからこそ、結果も出るわけです。いかなる事であっても、大いに「自分の欲に正直になった者勝ち」「自分の欲を燃やした者勝ち」なのです。


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音楽を楽しむために必要なモノ ~後編~





ウメです。

音楽をずっとずっと長く楽しむために必要なモノ。それは、「エクスタシー」です。

音楽の世界で生計を立てることを目指す、いわゆる「プロ志向」の音楽フリーターたちの多くは、日々の音楽活動に追われながら、先の見えない状況にもがいています。

フリーターと言えども、彼らには明確な目標があります。それは、「自分(たち)の音楽」を多くの人に認めさせる事。キレイ事抜きに、音楽で飯を食っていくためには、世間に認められなければならないし、売れなければならないのです。

この考え方自体は、決して悪いものではありません。音楽と言っても、あくまで「自己実現」の手段なので、自分の音楽が他人に認められるというのは、自分のアイデンティティーが満たされるという事。これは、ある意味ではセックスをも超えるエクスタシーなのです。アマチュア志向であれば、音楽によってこの快感を得られるだけで、最高にハッピーな気持ちでしょう。これが、ごく自然な音楽活動の姿です。

プロ志向もアマ志向と同様に、エクスタシーを求める事に変わりはないのですが、それと同時に「お金を稼がなければならない」というプレッシャーも生まれます。本来、「音楽性の高さ」と「音楽で稼ぐ力」は、必ずしも比例しないものですが、ここがプロ志向の落とし穴であり怖い所。この2つともが満たされないと、エクスタシーを感じられない体になってしまうのです。

極端な例ですが、仮に自分の楽曲や演奏を、ある人にメチャクチャ絶賛されたとしても、それによって一銭もお金が入って来なければ、「結局の所、自分の音楽には価値がないんだ」という結論づけをしてしまうのです。こうなると、「自己実現のエクスタシー」すらも全く感じられなくなってしまう。この症状が、まさに「音苦」という名の「ED」です。

前回、「立ち位置」という話に触れましたが、プロを目指すからと言って、無理やり送り手や発信者になろうとする必要なんて、全くないのです。たまに自らを「アーティスト」と呼ぶ人がいますが、そういった「押しつけ感」は、周囲から見るとかえってイタくて滑稽に映ります。その人がアーティストかどうかは、自分ではなく、他人が決めるもの。ただし、こだわりやプライドは大切なので、自分の心の中で「俺はアーティストだ!」と思って前進していけば良いのです。

現代は、なぜかプロ志向の人ほど疲れていて、音楽活動を楽しみ切れていないと思います。かつての私もそうだったのですが、自分でも気づかないうちに商業的なシステムばかりが目に入り、極端に視野が狭くなっていくのです。音楽って、想像以上にシンプルで、スケールの大きなものであるはずです。だからこそ、もっともっと音楽の根源的なエクスタシーを追い求める事。その為には、アウトプットだけでなく、インプットの喜びに浸るスタンスが大切です。

そうやって、童心に返ったように心を開いて音楽と接していく中で、結果的に自身の音楽性をあらゆる角度から分析する力や、自身のスキルを世の中に生かす知恵が備わってくるものなんだと思います。


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音楽を楽しむために必要なモノ ~前編~





ウメです。

皆さんは、日常の中で「音楽」という言葉を聞いた時、どんな事を想像するでしょうか?

ある人は、途端に大好きなアーティストの曲が、頭の中で流れ始めるでしょう。またある人は、自分が歌を歌ったり楽器を演奏して楽しんでいる姿をイメージします。中には、音楽によって勇気づけられたり、感動で涙する人たちの事を思い浮かべる人もいるかも知れません。

どれが正解という事ではなく、これらは全て音楽です。人それぞれ、イメージする「立ち位置」の違いがあるだけで、根っこは一つ。本来、音楽とは「耳を使って音を楽しむ」という事以外に小難しい定義などなくて、その楽しみ方は、人によって自由自在であるはずです。

これは、ごくごく当たり前の事なのですが、私たちはひとたび「音楽活動」をするようになると、このシンプルで大切な事も簡単に忘れてしまいがちです。かつての私がそうだったように、本来は楽しくてたまらないはずの音楽が、いつの間にか「音苦」に変わってしまうのです。

お気に入りのCDを聴いたり、歌を歌ったり、楽器を演奏したり、曲を作ったり…。音楽に限らず、自分一人の世界に浸って好きな事に没頭するのは、とても楽しい事です。子供の時、夜更かししてまでゲームに熱中したのと全く同じで、時間を忘れてのめり込んでしまう程、音と触れ合う事自体が楽しいというのは、まさに文字通り「音楽」です。

これが「音楽活動」となると、良くも悪くも、常に「第三者の評価」がついて回る分、状況が大きく変わってきます。音の「受け手」から「送り手」へと立ち位置が変わるからなのですが、上手にシフト・チェンジできないと、音苦への道を突き進んでしまう事になります。ここで多くの人は、「100%」「一気に」「無理やり」、立ち位置をシフト・チェンジしようとします。これこそが、音苦の原因なのです。

皮肉なもので、「自分=送り手」という過剰な思い込みは、逆に受け手との距離を作り出してしまいます。ここが最も勘違いしやすい所で、音楽活動をする以上、確かに自分が送り手になる事は変わりはないのですが、同時に受け手でもある事を、絶対に忘れてはいけないのです。アーティストとは送り手でありながら、それと同じ位の割合で、受け手でもあるのです。

自分が作品を作ったり演奏したりする立場であっても、他のアーティストの作品や演奏に感動する事もあれば、受け手が感じてくれた事から、さらに大事な何かを得るケースもあります。こう考えると、送り手や受け手といった考え方自体、持つ必要はないのかも知れません。

本来、「音楽活動」とは、とても素晴らしい活動です。自分の音楽を多くの人に知ってもらうために、様々な工夫や試行錯誤をしていく中で、自身が人間的にも大成長しないわけがありません。また、人に喜んでもらったり、褒められたりした時の喜びと言ったら、計り知れないものがあります。

そういった、他には代えられない充実感がある事を知っているからこそ、私は音楽活動に励む人たち(特にプロを目指す音楽フリーター)には、音苦の道を選んで自分の可能性を押し殺す事だけはして欲しくないと、切に思っているのです。

〜後編に続く〜


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オトナなシンバル「スプラッシュ」





ウメです。

本日も、シンバルについてのお話です。

「スプラッシュ・シンバル(通称:スプラッシュ)」は、6〜10インチという小さめのサイズが一般的な、「装飾音系」のシンバルです。スプラッシュとは、「しぶき」という意味なのですが、まさにその名の通り、ショットすると「パシャン…」という、静かで透明感のある音が響きます。

音質的には、サステインの減衰がクラッシュよりも早く、チャイナよりも遅いのが大きな特徴です。また、他のシンバル類と比べて軽めの音なので、静かなバラードやミディアムの楽曲で使用するケースが多いのですが、アップテンポの楽曲でも、クラッシュ音のみでしつこくならないように、スプラッシュを適度に織り交ぜて演奏したりしますね。

派手なサウンドのチャイナと比べて、一見すると控えめな印象のスプラッシュですが、ここぞという時には、他には出せない絶妙な雰囲気を演出します。曲の合間で静かに鳴り響くスプラッシュは、たった1ショットでも存在感バツグンなのです。「イケイケのチャイナ」に対して、「クールなスプラッシュ」といった所でしょうか。

長い人生、晴れの日ばかりではないように、また、完璧な人間など一人としていないように(←急に辛気くさい話になりましたが汗…)、あらゆる物事には、「+とー」「陽と陰」「動と静」「明と暗」といった「両面」が同居しています。これらは表裏一体なので、必ずしも+が優れていてーが劣っているという単純なものではありません。ここが面白い所で、陰があるからこそ陽を感じられるし、動を感じるからこそ、静の価値が高まるわけですね。

同じように、ドラムセットも色々な役割を持ったパーツの集まり。それぞれの個性が合わさる事で、立体的なサウンドに仕上がります。プレイ面でも、勢いで押すだけでなく、時には水を打ったような静けさを見せる…。この両面があってこそ、味のあるドラマーになれるのだと思います。


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「チャイナ・シンバル」で、ワイルド感を演出。





ウメです。

「チャイナ・シンバル(通称:チャイナ)」とは、その名の通り、中国で使用されているシンバルです。主に「京劇」では、小さいサイズのシンバルに持ち手を付けて、キメの部分で演奏されたりするそうですが、ズバリ、それをドラムセットに組み込んだものが、このチャイナ・シンバルというわけですね。

何と言っても、チャイナの最大の魅力は、そのド派手でワイルドなサウンドでしょう。他のシンバル類と比べてサステインが短く、濁りのある音が出ます。濁りと言っても、抜けの良さを合わせ持った濁りなので、フレーズの要所でカウンター的に叩くと、目の覚めるようなインパクトが、とても気持ちイイ感じに聴こえます。

チャイナの独特なサウンドの秘密は、その「形状」にあります。他のシンバル類と大きく異なり、縁の部分が反り返っているのですが、これによって生まれる倍音が、チャイナらしいサウンドを作り出しているのです。

ただし、チャイナには幅広いサイズのものがある上に、メーカーによっても音質は全く異なるので、楽器屋で色々と試しながら、気に入ったものを選ぶと良いでしょう。特にチャイナはデザイン的にも派手でカッコ良いものが多く、とてもステージ映えするアイテムなので、あれこれ見ているだけでも楽しい気分になれますよ。

ライブでのセッティングは、やっぱりルックス重視!でいきたいですね。ちなみに、私は「SABIAN(セイビアン)」のチャイナをかなり高目の位置に立てて、腕を目一杯伸ばしてショットするのが好きです。また、サステインが短いので、単発のインパクトだけでなく、時にはビートを刻むのにも重宝しています。

セッティングの枚数や位置は、ドラマーによって異なります。特にチャイナの場合、表裏を逆にセッティングしたりするのもアリです。自分の好みやプレイスタイルと照らし合わせながら、ベストなセッティングを見つけていきましょう。


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「男性ヴォーカル」の引き出し方





ウメです。

以前、女性Vo.の魅力について書いた事があります。私自身、特にポップス系では女性Vo.の楽曲が大好きでよく聴いているのですが、やっぱりロックと言えば、勢いやパワーのある男性Vo.でしょう(女性も十分パワフルですが)!

私自身、デビューこそ女性Vo.のバンドだったものの、元々は10代の頃、男同士でバンドを始めた事もあり、男性Vo.には特別な思い入れがあります。

日本人では、氷室京介(BOOWY)・甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS)・森重樹一(ZIGGY)に始まり、清春(黒夢/SADS)・吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)・栄喜(SIAM SHADE)等々…。これら数々の男性ヴォーカリストたちは、私にロックの魅力を存分に教えてくれた、いわば永遠のアイドルなのです。

やっぱりヴォーカリストって、バックの楽器隊とは一線を画す特別な存在なんです。「フロントマン」とも呼ばれる通り、ヴォーカリストとは常に最前線に立って、その圧倒的な存在感でバンド全体を引っ張るもの。その存在感に呼応して、楽器隊のテンションも高まっていくわけです。

逆にドラマーの立場から言えば、ヴォーカリストの歌声を生かすドラミングに徹し切って初めて、ドラマーとしての魅力が引き立つものだと思っています。これはギタリストやベーシストにも言える事なのですが、あくまで「ヴォーカルありき」でサウンドや世界観を作り上げる事こそが、バンド全体をカッコ良く見せるための大切なポイントですね。

男性Vo.の場合、一般的に声のキーが女性よりも2~3音低いので、歌声と周波数の近いスネアやハットのサウンドには特に気を使うようにします。女性はキーが高いため、スネアやハットと周波数がカブらず音が抜けてくれるのですが、男性の場合は注意しなければ、音が同化して埋もれてしまいがちです。特にチューニング等は、念入りにチェックしていきましょう。

このように、ヴォーカリストのキャラクターに合わせてサウンド・メイクをする事も、ドラマーの楽しみの一つです。さらにフレーズやタッチも微妙に使い分ければ、自身をより多角的なドラマーに見せる事ができますね。


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