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「男性ヴォーカル」の引き出し方

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ウメです。

以前、女性Vo.の魅力について書いた事があります。私自身、特にポップス系では女性Vo.の楽曲が大好きでよく聴いているのですが、やっぱりロックと言えば、勢いやパワーのある男性Vo.でしょう(女性も十分パワフルですが)!

私自身、デビューこそ女性Vo.のバンドだったものの、元々は10代の頃、男同士でバンドを始めた事もあり、男性Vo.には特別な思い入れがあります。

日本人では、氷室京介(BOOWY)・甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS)・森重樹一(ZIGGY)に始まり、清春(黒夢/SADS)・吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)・栄喜(SIAM SHADE)等々…。これら数々の男性ヴォーカリストたちは、私にロックの魅力を存分に教えてくれた、いわば永遠のアイドルなのです。

やっぱりヴォーカリストって、バックの楽器隊とは一線を画す特別な存在なんです。「フロントマン」とも呼ばれる通り、ヴォーカリストとは常に最前線に立って、その圧倒的な存在感でバンド全体を引っ張るもの。その存在感に呼応して、楽器隊のテンションも高まっていくわけです。

逆にドラマーの立場から言えば、ヴォーカリストの歌声を生かすドラミングに徹し切って初めて、ドラマーとしての魅力が引き立つものだと思っています。これはギタリストやベーシストにも言える事なのですが、あくまで「ヴォーカルありき」でサウンドや世界観を作り上げる事こそが、バンド全体をカッコ良く見せるための大切なポイントですね。

男性Vo.の場合、一般的に声のキーが女性よりも2~3音低いので、歌声と周波数の近いスネアやハットのサウンドには特に気を使うようにします。女性はキーが高いため、スネアやハットと周波数がカブらず音が抜けてくれるのですが、男性の場合は注意しなければ、音が同化して埋もれてしまいがちです。特にチューニング等は、念入りにチェックしていきましょう。

このように、ヴォーカリストのキャラクターに合わせてサウンド・メイクをする事も、ドラマーの楽しみの一つです。さらにフレーズやタッチも微妙に使い分ければ、自身をより多角的なドラマーに見せる事ができますね。


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